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公益社団法人 滋賀県サッカー協会

2025年の振り返りと2026年への期待


公益社団法人滋賀県サッカー協会  会長  中島 浩之



滋賀県サッカー関係者の皆様、日頃より本協会の活動に対し、多大なるご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。


本年6月14日の社員総会・理事会を経て、滋賀県サッカー協会会長を拝命いたしました。微力ではございますが、皆様のご支援を賜りながら、誠心誠意務めてまいる所存です。今後とも変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


2025年は、「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」のサッカー競技を、多くの方々のご尽力により成功裏に運営することができました。SFAビジョンの到達目標であった総合優勝は達成出来ませんでしたが、滋賀県代表の選手・スタッフは、心に残る熱い戦いを繰り広げてくれました。また、競技開催地の各市町の皆様と連携し、リスペクトあふれるおもてなしを実践できたことで、大会参加者の皆様からも多くの感謝の言葉を頂戴いたしました。改めて関係各位に深く御礼申し上げます。


また、長年の目標であった「Jリーグのある県」については、レイラック滋賀FCが念願のJ3昇格を勝ち取られました。ホームでの入替戦では9千人を超える方々にご声援をいただき、アウェーチームのサポーターの皆様にも、それぞれのユニフォームで彦根の街を楽しんでいただく姿を多く目にすることができました。今後のさらなる発展に大きな期待を寄せております。


Jリーグは、チーム名を地域名とすることで地域とともに成長し、その成果を地域に還元するという理念を掲げています。滋賀県サッカー協会もこの理念を尊重してまいります。今後は、JリーグやWEリーグを目指すチーム、そして協会主催大会をご支援いただくスポンサー企業の皆様とともに、Jのホームゲームを「滋賀の未来を語り合う場」として育てていきたいと考えております。そして、その成果をサッカー界・スポーツ界全体の人材育成へと還元してまいります。


日本サッカー協会が発表する47都道府県FAの評価において、2025年度の滋賀県は全国5位という評価をいただきました。これは単年の成果にとどまらず、歴代の皆様が積み重ねてこられた「グラスルーツ」や「キッズプログラム」をはじめとする普及・育成の継続的な取り組みが、高く評価された結果であると認識しております。このように多くの目標を達成できたSFAビジョンを、次の10年(2035年)を見据えたものへと刷新し、本年3月の理事会にて承認をいただきました。新ビジョンはホームページにも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。


今年のワールドカップでは、日本の優勝という夢には届きませんでしたが、高い目標を掲げて戦う代表チームや、なでしこジャパン、各世代代表の活躍に加え、リスペクト精神あふれる選手やサポーターの振る舞いは、世界からも高い評価を受けています。こうした姿勢に触れ、私たちは「サッカーファミリー」の捉え方を、これまで進めてきた育成強化の取組だけでなく、Jリーグの観客動員、女性活躍、インクルーシブといった視点にまで広げていく必要があると感じています。サッカーを愛する方々の裾野を広げることこそが、多くの人材 を生み出す礎になると考えております。


古来、「言霊」の国とされる日本において、言葉にしたビジョンは大きな力を持ちます。新たなビジョンを中長期戦略の核として掲げ、湖国・滋賀の文化として定着させるべく、実現に向けた歩みを進めてまいります。今後とも皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。